牛VS近代兵器!?
昨年から始めた将棋の勉強ですが毎日コツコツと続けています。
最近はネット上(将棋倶楽部24)で人と将棋を打つようになりましたが面白いくらい負けています。
けど全く、飽きません。
そんな将棋の魅力の一つに多彩な戦法が挙げられます。
なにせ天才と呼ばれるプロ棋士の先生方が何百年とかかっても必勝法をあみだせないくらいですからそれはもう山ほど戦い方があるわけです。終わりのみえないゲームだからいつまでもハマっていられるのかもしれません。
さて、将棋の戦法は「飛車」と呼ばれる攻撃の要の駒をどう扱うかで大きく分類されます。
「飛車」という駒は基本的に前後左右を好き放題に進むことができますが、斜めには進めません。ある意味、まっすぐ王道をいく勇者のような駒、それが「飛車」です。
そして初期位置から飛車が前進して敵陣を粉砕するのが「居飛車」、初期位置から何故か横にスライドしてあっちやこっちにフラフラしているのが「振り飛車」です。
よく攻めの居飛車に対して受けの振り飛車といわれます(最近は攻める振り飛車が主流なようですが…)
僕が好きな戦法は「ツノ銀中飛車」といいまして、「振り飛車」に属しており、飛車の斜め前に二枚の銀があるのを牛の角(ツノ)に例えた戦法です。
なぜ牛なのかは不明です。どうせなら竜とかマンモスのツノがよかったのですが僕が言ってもはじまらないので牛のツノで良いことにします。
ツノ銀中飛車は大変バランスがよく大概の戦法に対応できる反面、決め手にかけるため大体が待ちに徹することになります。
まぁ僕が使うと大概はじり貧のまま良いところがなく負けてしまいます。
なかでも「三間飛車」とは相性が悪く一瞬で粉砕されてしまいます。
「三間飛車」の特徴は攻撃力の高さにあります。ある三間飛車の戦法は「トマホーク三間飛車」と呼ばれており、僕のツノ銀を盤ごと吹き飛ばしてしまうかのような攻めをみせます。
名前からして牛VS近代兵器ですからね、、、はなから勝負になりません。
ですが負けても負けても好きな戦法を飽きるまで使い続けるのも将棋の楽しみ方だと思っています。
最後はこのツノ銀で勝ち越せるようになるまで極めるのが目標です。