忘年会は何を忘れるのでしょうか??
2014-12-27
今日は気のおけない友人らとの忘年会に行ってきました。
この時期はいろんな忘年会に顔を出すことになりますが、ふと何で年を忘れないといけないのか?という疑問がわきました。
今年1年、嫌なこともあれば苦労したこともありますが、それなりに楽しい1年間でしたので何も丸ごと忘れなくても、、、と思うのです。
というわけで何を忘れるのか調べてみました。。。
年末といえば忘年会。この忘年会、実は日本独自の行事だそうですよ。(以下聞いた話)それが証拠にフランス語にもドイツ語にも『忘年会』に相当する単語はありません。
ところで、日本初の忘年会は鎌倉時代に年末に行われた『年忘れ』と呼ばれる会が起源のようです。しかし、この会は連歌を読むのが目的で、どうも現在行われている忘年会には程遠いものでした。
現在の忘年会に近くなったのは江戸時代で、一般庶民が一年間の憂さを晴らすために親しい者が年末に酒を酌み交わすようになったのがルーツです。
一方、武士は『新年会』は開いたが『忘年会』は開かず、これで町民との身分の違いを見せたとか。
今のようなどんちゃん騒ぎの『忘年会』が年中行事化したのは明治時代、故郷に帰らず、東京に居残っていた学生と官僚が始めたとか。学生は年の初めは故郷に帰るので年始は集まりにくい、官僚はボーナスが出て懐が温まっているところに御用納めが入り、それならついでに飲もうというのが忘年会の初めだった。
(『忘年会は日本だけのもの?&無礼講について』より)
なるほどもともとは憂さを晴らすのが目的だったようです。確かに年末のお酒は飲めば飲むほど気持ちがスッキリしますもんね♪
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