ちょっと小腹がすきませんか??
2014-10-02
私が夜、小腹が空いたときに好んで食べるのがコンビニで売っている冷凍の鍋焼きうどんです。
火を掛けほっておくだけで美味しいうどんが出来上がるというお手軽感が気に入っています。
ちなみに皆さんはなぜ「鍋焼き」なのだろうと疑問に思ったことはありませんか??
私などはうどんを焼いているわけではないし、「煮込み」うどんの方がしっくりとくるのですが、、、
よもや鍋を火にかけることで「焼き」と表現していると主張するのも苦しい気がします。
そう思って調べ見たらしっくりとくる解説がありました。
上方言葉ではオデンの「関東だき」など、煮ることを「たく」と呼びますが、これは「炊(た)く」や「焼(た)く」とも記します。
「たく :煮る。大阪(「浪花聞書」)・大阪・京都。」(東條操編「全国方言辞典」)
古来、燃やしたり焼いたりすることを「たく」と呼んでいました。
「たく【焚く・焼く・薫く】(1)燃やす。焼く。「家(いは)ろには葦火(あしぶ)たけれど(多気騰母)」(万葉集20-4419)」(「古語大辭典」小学館)
したがって江戸初期の頃の「鍋焼き」という呼称は、磁器の鍋島焼や素焼きの土鍋などを、囲炉裏などで自在鉤に吊るして直火にかけるなどして、煮炊きすることが「焼(た)き」であり「焼(や)き」とも呼んでいるものです。
「たく【焚く・炊く・焼く・炷く・薫く】(何かをするために火を燃やすことをいう) (4)火を通して食べられるようにする。煮る。かしぐ。湯などをわかす。「寝いらぬに食(めし)焼(タク)宿ぞ明けやすき」俳・曠野・7」(「国語大辞典」小学館)
(OKWave 鍋焼きうどんの語源より)
これから寒くなるのでますます食する機会が多くなる一品です。
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