こんな法律知っていましたか?(国民の祝日編)

2014-11-10

私は祝日が大好きです。

臨時ボーナスがもらえたような気がしますし、日々、僕を追い詰めるto do リストもこの日ばかりは鳴りを潜めています。

さて本題ですが、日本にお住いの皆さんは当然、日本の祝日の名前・月日・目的は全て抑えていますよね?

よもや「休めればそれでい~じゃん(--〆)」、、、なんてこと思ってないですよね??

日本の祝日については、「国民の祝日に関する法律」(昭和23年 7月20日法律第178号)に規定があります。

○国民の祝日に関する法律をここに公布する。

〔国民の祝日の意義〕
第一条  自由と平和を求めてやまない日本国民は、美しい風習を育てつつ、よりよき社会、より豊かな生活を築きあげるために、ここに国民こぞつて祝い、感謝し、又は記念する日を定め、これを「国民の祝日」と名づける。 

〔各祝日とその趣旨〕
第二条  「国民の祝日」を次のように定める。
元日
一月一日
年のはじめを祝う。

成人の日
一月の第二月曜日
おとなになつたことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます。

建国記念の日
政令で定める日
建国をしのび、国を愛する心を養う。

春分の日
春分日
自然をたたえ、生物をいつくしむ。

昭和の日
四月二十九日
激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす。

憲法記念日
五月三日
日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する。

みどりの日
五月四日
自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ。

こどもの日
五月五日
こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する。

海の日
七月の第三月曜日
海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う。

敬老の日
九月の第三月曜日
多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う。

秋分の日
秋分日
祖先をうやまい、なくなつた人々をしのぶ。

体育の日
十月の第二月曜日
スポーツにしたしみ、健康な心身をつちかう。

文化の日
十一月三日
自由と平和を愛し、文化をすすめる。

勤労感謝の日
十一月二十三日
勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう。

天皇誕生日
十二月二十三日
天皇の誕生日を祝う。

(昭41法86・平元法5・平7法22・平10法141・平13法59・平17法43・一部改正)

どうですか?

祝日の名前は知っていても意外と一体何のために祝うのかを分かっていなかったのではないでしょうか?

それぞれの祝日の由来も興味はあるところなんですが、個人的には5月5日の子供の日は「母に感謝する日」でもあることを初めて知りました。

それでは5月の第2日曜日の「母の日」は一体だれが何のために決めたのでしょうか?

調べてみたところ、、、

日本で初めての母の日を祝う行事が行われたのは明治の末期頃で、1915年(大正4年)に教会で祝われ始め、徐々に一般に広まっていったと伝えられています。
昭和に入ると3月6日を母の日としていました。この日は当時の皇后の誕生日であったそうです。現在のようになったのは、戦後しばらくしてからだと言われています。
また、一般に広く知れ渡ったのは1937年(昭和12年)森永製菓が告知を始めたことをきっかけにするとも言われます。

(母の日 由来 – 母の日 お役立ち情報より)

なるほど、民間からの発祥ということですね。

日々、頑張っているお母さんからすれば母の日や子どもの日だけでなく毎日感謝されてもいーですよね♪

 

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