あれ??架空請求かな??と思ったら。

2014-09-24

さて皆さんはある日突然、利用した覚えのないサービス(サイト利用料等)の請求が電子メールやハガキ等で届いたらどんな気持ちになりますか??

しかも請求の内容を見ると、それらしい法令や公の機関らしい名称が用いられており、連絡をくれないと「ブラックリストに登録する。」「身辺調査をする。」「裁判を起こす。」といった人を不安な気持ちにさせるフレーズがこれでもかと並んでいるのです。

多くの人はたとえ身に覚えがなくても、それらしい請求を受けることで精神的に動揺し、ついつい連絡をとらなくてはと思うのでないでしょうか。

こうした請求はいわゆる「架空請求」である可能性が極めて高いです。

そのため身に覚えがない請求を受けた場合には、慌てて送り主に連絡を取ったり、お金を支払ったりせずに無視を決め込むことが原則となります。

ですが、どうしても心配であれば消費者センターや弁護士等にご相談ください。

なお、発送元が裁判所となっている場合は放置することで思わぬ不利益を被ることがありますので、たとえ心当たりがなかったとしても発送元の裁判所に確認してください。

余談ですが、私は過去に何度か利用した覚えがないサービスの料金を支払えと請求されたことがあります。

私は普段、無視を決め込むのですが、たまたま一度だけ電話に応答してしまったことがあります。

相手方は私の名前も知らず、詳細不明のサイト料金を支払えの一点張りでしたので架空請求だとすぐにわかりました。

そのため私は会話を途中で打ち切り、「以上、留守番電話サービスでした。」と言って電話を切ってしまいそれきりですが、決して気分の良いものではありませんでした。

どうか皆さんも落ち着いて対処してください。

 

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