「行列のできる法律相談所」最高でした(岸田森さんを偲ぶ)

2017-06-11

「行列」は法律番組かと思われがちですが、今では単なるお笑い番組になっており、レギュラーの弁護士さんは別にいてもいなくてもまったく支障がありません。

今日の「行列」には水谷豊さんがゲストで出演されており、俳優「岸田森」(キシダシン)さんとの交流についてお話しされていました。

僕は晩酌をしながらボォ~っと番組を見ていたのですが、岸田さんのエピソードが流れた瞬間、朦朧としていた意識が覚醒しました。

「ああ、坂田建さんだぁ。」、そう呟かれた方は少なくないと思います。

僕にとって岸田森さんといえば「帰ってきたウルトラマン」(1971年)の坂田建さん役が強く記憶に残っています。

天涯孤独の身の郷秀樹(演・団次郎)を妹のアキとともに支える、頼れる兄貴分の役が好印象でした。

印象に残っているエピソードとしては、キングザウルス三世との戦いに敗れた郷秀樹(帰ってきたウルトラマン)を鍛える回ですね。

キングザウルス三世のバリアに苦しむウルトラマン。

一度は敗れてしまい、バリアを破るために秘密特訓に励みます。

一見無敵に見えるバリアですが、素人目にみてもバリアの高さはウルトラマンの胸の高さくらいまでしかなく、上の部分がポッカリ空いており、ジャンプしてバリアを飛び越えて攻撃すればいいんじゃね?というコンセプトのもと、郷に猛特訓をつけるのが岸田兄貴でした。

そして、猛特訓の末にあみ出した必殺技が「流星キック」もとい、ジャンプしてから蹴るという大技なんです。

帰ってきたウルトラマンは、強敵キングザウルス三世のバリアを飛び越えて蹴り倒し、これを倒すのでした。

その後も坂田兄貴は郷の良き理解者として傍にいましたが、最後はナックル星人にひき逃げされてしまい、一言も遺さずに死亡しました。

その死に際もやたらとリアルで、子ども心にショックを覚えました。

そんな懐かしい思い出にひたりながら、今日はもう仕事を止めて美味しいお酒を飲んで過ごしています。

明日からまたお仕事を頑張ろうと思います。

 

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