「君」付けの由来

2015-02-04

とある法律の立法趣旨を調べようと思いまして国会の議事録をボォ~っと見ていたら、あることに気が付いてしまいました(゜o゜)

議員さんの名前のあとに男女問わず「君」が必ずついているのです!

そういえば国会中継でも議長や委員長があの抑揚のない声で「○○君」と呼んでいますし、国会というところは「君」付けに何か思い入れがあるのでしょうか??

だってねえ、、、「君」付けってなんとなく小学校みたいでちょっと気恥ずかしいというか、、、この感覚ってわかります??

そう思ってちょっと調べてみました。

国会議員を「君」づけで呼んだのは、明治23年、第1回の帝国議会が開催されたときだそうです。

一説によれば、当時のアメリカ議会では議長の名前を呼ぶときに「ミスター」という敬称をつけるのが普通で、それを「君」と和約したのが始まりといわれています。
当時は、日本もアメリカも女性の参政権が認められていなかったから、国会議員はみんな男性です。だから「ミスター」=「君」だけでよかったというわけです。

(OK GUIDE 国会議員が「君づけ」で呼ばれる理由 より)

なるほど、、、ミスターの和訳ね。でも僕なら「氏」とか「殿」とか思い切った和訳も試したい気もします。

「今井氏!乙!!」「今井殿!!ご注進!!」。。。

う~ん。やっぱり「君」ですかね(゜-゜)

ちなみに私はお仕事をするうえで、裁判官は「裁判官!」、検察官は「検事(検事さんは検察官の役職の一つです。)!」、自分のことは「自分!or私!」と呼んでおります。

ちなみに依頼者からは「弁護士先生!」ではなく「今井さん」と呼ばれることが多く、事務所の裏にお住まいの優しい大家さんからは親しみを込めて「あんた!」と呼ばれています♪

 

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