防犯訓練の大切さ。

2015-11-04

今日は福井弁護士会で防犯訓練があり、私も不審者役で参加しました。

私は生まれてこの方、職務質問を2回しか受けたことがなく、それなりに真面目に生活をしてきましたので配役とはいえ、暴れている間は心が痛みました。

さて、この仕事をしていると、どうしても人から恨みをかったり、身の危険を感じることがあります。

つい先日も電話口で「今からそっちに行くからな!」と一方的に怒鳴りつけられ本当にゲンナリしました。

もっとも弁護士である私以上に不審者の来所で一番ワリを食うのは実は事務局です。

考えてみれば当たり前の話で、事務局の主たるお仕事の一つが来客対応なわけですから、どうしたって不審者と接触する機会は弁護士よりも多いです。

私の同期の女性弁護士のなかには事務所の事務職員(女性)をかばい、暴れる不審者に対して傘で応戦して撃退した勇敢な方もいらっしゃいますが、さすがに事務局に応戦するよう指示を出すわけにはいきません。私としては身の危険を感じたら私に構うことなく(頼んでも構ってはくれないでしょうけど、、、)、セコムの緊急通報装置を使って警備会社と110番通報をし、隙をみて逃げるよう指示しています。

他方、備えがあるからといって強面や口調がきついお客が来るたびにセコムと110番通報していたら商売になりません。この商売をやる以上は、ある程度、身の危険をあしらえるだけの胆力も必要に思うわけです。

また、少しくらい怖い思いをしたからといって110番通報したら警察に「こんなことくらいで警察呼ぶな!」と怒られないか?という疑問は前々から持っていました。

というわけで今日、講師として来られた警察職員の方に110番通報のタイミングを質問してみました。

回答としては、やはり110番通報をためらう市民の方は多いらしく、警察としては身の危険を感じたらためらわずに110番通報して欲しいとのことでした。

たとえ結果的に何事もなかったとしても警察としてはそれが一番良いわけで、110番通報をしたことが悪いわけではない、ということで一安心です。

防犯訓練の良いところは実際に110番通報までの流れを見ることができますので本当の緊急事態にある程度、体が動けるようになることだと思います。

できれば怖い思いはしたくはないですが、もしものときに備えて平時から訓練をすることは大事だと痛感した次第です。

 

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