鎧武者の忍者が登場だ!(後編)

2014-11-30

ジ~ライヤ♪ジライヤ♪♪

前回、黒猿によって魔王の封印が解かれたところからの続きです。

封印を解かれた魔王はその圧倒的な力でジライヤのあらゆる攻撃を跳ね返し、追い詰めていきます。

万事休すかと思われたその時、鉄山が現れ「退け!」とジライヤに命じます。鉄山が「喝!」と気合を入れると大岩が次々に割れ魔王は足止めをされてしまいました。

「もう少しでジライヤを倒せたものを、、、」と悔しがる毒斎一向。とはいえ珍しく終始優勢にジライヤと戦えたことにご満悦な毒斎は黒猿に「これからは魔忍黒牙と名乗るがいい!」と賛辞を送りました。

ところが黒猿は「黙れ毒斎!」「お前の指図はうけん!」「俺の名前を世界にとどろかせてやる!」ともはや用済みとばかりに妖魔一族を裏切ってしまいました。

一方、こちらはリゾートホテルに撤退したジライヤが悔しがっています。「まあまあ。」と慰める弟の学君に対して「こっちは。手も足も出ないで負けたんだぞ(泣)」とぼやいています。

まるでのび太くんのようだと私。

ジライヤは鉄山に「俺たちの先祖はどうやって魔王を倒したんだ!?」と詰め寄ります。そんな様子を見て鉄山は一言、「学、風呂に行こう。」と大浴場へスタスタと行ってしまいました。

学君と鉄山は気持ちよさそうに湯船につかっています。そんな二人を男湯の天井にへばりついてジッと監視している奴がいました。

妖魔一族の烏天狗です。カラフルな忍び装束が男湯にとても良く映えています。

当然、鉄山はこれに気づき撃退します。湯船に落下し「アチ、アチチ。」と言いながら烏天狗は男湯から出ていきました。

大浴場で鉄山は「ジライヤは焦っている。」「烏天狗の監視にも気が付かないようでは魔王に勝てない。」と先ほどの態度の真意を説明しました。

烏天狗から鉄山たちの様子について報告を受けた毒斎は「そうか、打つ手はなく、鉄山は風呂に入っていたのか。」と満足そうに笑っています。

それで本当に良いのか?毒斎、と私。

どうやら毒斎はジライヤと魔王を共倒れさせ、その後ジライヤからボードを奪い秘宝パコを手に入れるつもりのようです。

傷心のジライヤは花忍夢破と会い、今後のことについて相談をしますが、夢破は突然、「戦いを止める。」と言いだします。夢破の真意がつかめないジライヤは俺一人で魔王を倒すしかない、と決意し、敵陣に突っ込んでいきました。

ですが案の定、まったく歯が立たず返り討ちに合い海に落とされてしまいます。

からくも逃げおおせたジライヤは鉄山から「何故、勝てないのかよく考えてみるがよい。」と諭されます。鉄山は「焦りを捨て、勝とうと思うな。」「勝つ気を捨て。無心で剣を魔王に突き刺すのだ!」とアドバイスを送りました。

なら、あんたがやればいいだろう。怖いし、結構、難しいんだぞ!と私。

どうやら魔王は相手の敵意には強くても無心の相手にはただの鎧と化すようです。戸隠流のご先祖様もそうやって魔王を封印したそうです。

そこでジライヤは花忍夢破が戦いを止めると言いだしたのは戦意を失ったわけではなく、魔王を封印するために敵意を押さえるためだったと気が付きました。

その後は決戦の地である大砂丘にてジライヤ&夢破VS魔王の最終決戦となりました。二人ともダラ~ンとした感じで「やる気?ぜんぜんないっすよ(笑)」といったオーラを出すと不思議なことに魔王の霊気が弱りました。

魔王VSジライヤ

突然のことに動揺した黒猿の攻撃は完全に見切られ、最後はジライヤの磁光真空剣によって倒されました。灰になって消えていく黒猿。最後には魔王の鎧だけが残りました。

魔王の鎧を再度、封印し浜名湖の地で一族を弔っていく花忍夢破に別れを告げ、ジライヤ一向は自宅に帰るのでした。

敵に対しは圧倒的な力を誇る魔王も敵意のないものには無力であるという、まさに負の感情の連鎖を断ち切れるものこそが勝者であることを教わった良い話でした。

 

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