私が事務所を締め出されたお話。

2016-09-17

弁護士が事務所を締め出される事態なんて果たして起こり得るのか?

「はい、起こるんです。」(´・ω・`)

あれは、よく晴れた日の夕方のことでした。

僕は小腹が空いたので、普段着のステテコ&ランニングシャツを着て、向かいのコンビニへ買い物へ行ったんです。

え?何を購入したのかって?

もちろん、「ポテチ」と「イカリング」と「ヨーグルト」の鉄板メニューですよ。

事務局さんには「すぐ戻るから、帰るときは鍵をかけなくて良いよ。」と声を掛けて出たんです。

ところが、事務所に戻ってきたらなんと鍵がかかってるんですよ。

「え、え?なんでやねん。」と混乱する私。

慌てて事務局さんの車を探したところ、走り去るところが見えたので全力で追いかけました。

僕は「待って~●×▲・・」と声にならない叫びを上げながらステテコ姿で疾走しました。

え?恥ずかしくないのかって?

恥ずかしいなんて思う余裕はなかったですね。

結局、追いつけず、私は追いかけるのを諦め、トボトボと歩きながら途方にくれました。

とはいえ、こうした危機的な状況でこそ、その人の器の大きさが分かるというものです。

私はまがりなりにも一般に難関といわれる司法試験を突破した頭脳の持ち主です。

その頭脳をフル回転させ、出した結論は「誰かに電話を借りればいいんじゃね?」「で、事務局さんに戻ってきてもらえばいいんじゃね?」でした。

僕は、事務所の裏に住んでいる優しい大家さんが庭の手入れをしている姿を見かけたので、思い切って相談してみました。

事務所を締め出されたこと。連絡手段がないこと。お腹がすいたこと etc

大家さんは快く電話を貸して下さり、それだけでなくコーヒーとサツマイモまでごちそうになりました。

また、大家さんの思い出話を聞いたり、ハーモニカを披露してくださったりと、楽しい時間を過ごしました。

そのうち、事務局さんがカギを持って到着しました。

どうも行き違いから鍵がかかってしまったようでしたが、私は決して恨みには思いませんでした。

だって、僕が鍵を持たずに出かけたのが悪いと思うからです。

締め出されたのは困りましたが、どんな窮状のなかにも得るものは必ずある、ということが分かった出来事でした。

 

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