怪しい隣人(のぞき行為は犯罪です。)

2015-04-05

言わずとしれたウルトラセブン第10話のタイトルですね。

今日は近隣トラブル(覗き行為)と絡めて解説したいと思います。

それではストーリーの確認です。

アキラ君は交通事故で足を怪我してしまい、別荘で療養していました(別荘持ち、うらやましい。。。(゜-゜))。

すると2か月前に隣の別荘に人が引っ越してきます。その隣人がどうも不審な行動をとっている、ということでアキラ君はずっと監視を続けてきました。

隣人は窓をあけっぱなしにして何やら怪しい発光体をイジッています。アキラ君は「あの状態でもう24時間になるぞ!」と呟いています。

僕はアキラ君の行く末の方が色々と心配です。

アキラ君の訴えにより隣人の情報が地球防衛軍に届きます。

隣人の正体はなんと第17惑星出身のイカルス星人でした。イカルス星人はこの美しい地球を手に入れるためにお隣に引っ越してきたようです。

イカルス星人は4次元と3次元の世界をつなぐ装置でダン(ウルトラセブン)を4次元空間に閉じ込めることに成功します。

私たちの住む3次元の世界と完全に切り離さされ、同じ場所にいるのにダンの声しか聞こえません。

「ダン、どこなの!」とアンヌ隊員の必死の呼びかけに

「ここだよ~(四次元だよ!)」と答えるダン。

「だから、どこだよ!」と呟く私。

ダンは一か八か装置を破壊して脱出に成功します。

そして正体を現したイカルス星人と対決して倒すのでした。

イカルス星人

そして平和な日常が戻り、アキラ君は再び隣家の監視に戻るのでした。

これだけみるとアキラ君の機転が地球を救ってますからハッピーエンドといえるでしょう。

でもアキラ君のとった行動に問題はなかったのでしょうか??

やっぱりお隣の家を覗き見るのはアキラ君の年齢はさておき問題がありそうな気がします。

六法をパラパラとめくっていると「のぞき」という単語がストレートに出てくる法律として軽犯罪法がありました。

第一条  左の各号の一に該当する者は、これを拘留又は科料に処する。

二十三  正当な理由がなくて人の住居、浴場、更衣場、便所その他人が通常衣服をつけないでいるような場所をひそかにのぞき見た者

それから、プライバシー侵害として民事上(お金)も問題になりそうですね。

今回、アキラ君が覗いていたのはイカルス星人の私室ですので衣服を着替える可能性もある部屋でした。

とはいえ24時間、窓を開け放しにしてずっと怪しい発光体をいじっていたという不審な状況と隣人が地球侵略を企む宇宙人であったことからするとアキラ君の行動には正当な理由がある、といえそうです。

ただ、イカルス星人が倒された後も隣家の監視を続けているのは正当な理由がないので法律家としてはイエローカードを出したいところですね。

とにもかくにも正当な理由なく人の住まいを覗くのは違法性が高い行為ですので絶対してはいけませんよ。

 

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