坂井市の条例や規則をみてみよう(犬の糞編)

2015-01-26

ここ坂井市は郊外に田んぼが多くみられ犬の絶好の散歩コースとなっています。あと、私の散歩コースにもなっています。

ところが犬の糞を処理せずにそのまま放置される方がなかにはおられます。処理が面倒なのか、あるいは犬の糞をほっておいても肥料か自然に還るからいいじゃないか、という理屈なのでしょうか?

いずれにしても迷惑なことに間違いはありません。それでは常習的に犬の糞の放置する方には法律上、どのようなペナルティが課せられるのでしょうか??

まず「ふん」という単語が出てくる法律でパッと思い浮かべるものとしては「廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃棄物処理法)」でしょうか??

(定義)第二条  
1 この法律において「廃棄物」とは、ごみ、粗大ごみ、燃え殻、汚泥、ふん尿、廃油、廃酸、廃アルカリ、動物の死体その他の汚物又は不要物であつて、固形状又は液状のもの(放射性物質及びこれによつて汚染された物を除く。)をいう。
2 この法律において「一般廃棄物」とは、産業廃棄物以外の廃棄物をいう。

第16条 何人も、みだりに廃棄物を捨ててはならない。

上記規定に違反すると五年以下の懲役若しくは千万円以下の罰金刑またはこれらの刑を併せて処罰する、という建付けとなっております。

また、自己の土地上に犬の糞を放置された人は放置した飼い主に対して民事上、なんらかの請求が理屈上は成り立つと思います。

さらにここ坂井市には「犬の糞」のポイ捨てを防止するための条例があります。

それが「坂井市廃棄物の処理及び清掃に関する条例」です。

第8条 飼い犬の所有者は、飼い犬を屋外で運動させる場合は、ふんを処理する用具を携行しなければならない。
2 公共の場所及び他人の土地、建物等を飼い犬のふんにより汚染したときは、直ちに適正に処理し、市民の生活環境を損なうことのないよう心掛けなければならない。

分かり易く内容を説明すると犬の散歩にはビニール袋とスコップを携帯し、犬が糞をしたら直ちに回収する!ということを心掛ける!?という内容になっております。

上記条例は罰則規定はありませんし、8条2項に至っては「心掛け」の大切さをといており、坂井市の市民の良心を信じて制定されたものといえるでしょう。

あと犬の糞しか想定していませんので他の動物(ネコや牛、タヌキにイノシシとか。。。)の運動中の糞に直接に適用されることはないのでしょうね(趣旨は及ぶでしょうけども。)

とにもかくにも罰則の有無以前に犬の糞の放置はやはり気分に良いものではありませんので(夏場にハエが発生しているとそれはもう地獄絵図です。)、飼い主一人ひとりがマナーを守ることを心掛けていきましょう。私も気を付けます。

 

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