ゴジラ映画の雑感(VSビオランテ編)

2016-07-23

さて、今回のコラムから特撮ヒーローから少し離れて「特撮怪獣映画」について語りたいと思います。

特撮怪獣映画の代表といえば、なんといっても「ゴジラ」ではないでしょうか!?

私は、昭和29年の昭和ゴジラシリーズから平成7年までの平成ゴジラシリーズまで全22作をバッチリ押さえております。

ちなみに1999年以降に公開されたゴジラミレニアムシリーズも1,2本観ましたが、あれは僕に言わせると出来の悪い「ウルトラマンVSピグモン」を見せられているようなものですから何も語ることはありません。

ちなみに僕が押さえた22作の中でもっとも思い入れが深いのは平成元年公開の平成ゴジラシリーズ・第2作「ゴジラVSビオランテ」です。

ストーリー・音楽・登場怪獣・登場人物・自衛隊の秘密兵器スーパーX2の活躍など40分くらいはその魅力について語れる自信があります。

これまで10回以上は繰り返し観ているお気に入りの作品なのですが、興業的には「コケた」とされています。

その理由は色々あるのですが、もっとも端的にこの映画をディスっているフレーズは「ゴジラVS沢口靖子」でしょうね。

なぜ、沢口靖子さん?と思われたかたもいるかもしれませんので解説をしたいと思います。

まずは今回ゴジラと対戦する怪獣のビオランテを見てもらいましょう。

ビオランテ①

どっからどうみてもバラなんです。

その後、進化してこんなんになります。

ビオランテ②

これがどうして沢口靖子さんなんなのか・・・その答えはビオランテ誕生の経緯にあるんです。

ビオランテですが、実は遺伝子工学の権威であり、天才科学者である白神源壱郎(演・高橋幸治)が人工的に作り出した怪獣なんです。

白神博士が、謀略に巻き込まれ死んだ一人娘の英理加(演・沢口靖子)の細胞+バラの細胞+ゴジラ細胞(ものすごく生命力が強くて核を食べちゃう細胞)を混ぜてちょこちょこといじったらできちゃったんですよ。

で、ビオランテですが、ことあるごとに英理加さんの影がちらつくので(ラストシーンは顔のドアップです)、これまでのゴジラに出てきた怪獣のなかでも異質な存在であり、ウケが悪かったみたいなんです。

でも僕に言わせると怪獣同士のバトルよりも人間ドラマが前面に出ている作品ですので、怪獣に人間の心を持たせたのは「アリ」だと思います。

で、ビオランテの第一形態は触手をのばして攻撃するのが関の山で、芦ノ湖決戦でゴジラにあっさりと負けて炎上してしまいます。

ですが、最後の若狭湾でのゴジラとの対決では、第二形態の怪獣モードになり、もとは植物のくせに地鳴りとともに突進し、強酸性の樹液を吐き散らし、触手を突き刺し、ゴジラを丸のみにしようとするなどものすごい肉食系となります。

そんな「ゴジラVSビオランテ」の作品の魅力をこれからしばらく語っていきたいと思います。

 

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