もし年齢を聞かれたら。

2015-03-22

私はよく初対面の方から「先生、お若いですね!」「おいくつですか?」と聞かれます。

おそらく童顔ということもあり、純粋な興味から聞いてくださっているのだろうと思います。私もそこから話が広がるので喜んで答えるのですが、年齢を正直に答えると大抵「若っ!」「大学生かと思った!(では何故、私はここで弁護士をしているのか?と思わなくもないですが。)」と言われることもしばしばです。

最近、少しは貫禄?がついてきたのか大学生ではなく、「大学院生だと思った!」率が高くなってきていますが。。。(゜-゜)

ちなみに最寄りのコンビニの店長さんに至っては、私が大学生だと信じていた当時、たまに私がスーツを着て買い物に行くと「就活ですか?」「頑張ってくださいね!」と優しく声を掛けてくれていました。

今でこそ年齢に関して笑いながら受け答えできていますが、大昔は若く見られるのが嫌で数え年(生まれた時を1歳、以後1月1日ごとに1歳加算。)で答えたこともありました。

さて、ここからが本題なのですが役場などに提出する申請書の年齢欄をみると「満」との表記を見かけることがあります。おそらく私たちの日常生活において年齢について「満年齢」と「数え年」のいずれを用いるのかきちんとしたルール(法律)があるはずだ、と思い調べてみたらやっぱりありました。

齢のとなえ方に関する法律
(昭和二十四年五月二十四日法律第九十六号)

○1  この法律施行の日以後、国民は、年齢を数え年によつて言い表わす従来のならわしを改めて、年齢計算に関する法律(明治三十五年法律第五十号)の規定により算定した年数(一年に達しないときは、月数)によつてこれを言い表わすのを常とするように心がけなければならない。
○2  この法律施行の日以後、国又は地方公共団体の機関が年齢を言い表わす場合においては、当該機関は、前項に規定する年数又は月数によつてこれを言い表わさなければならない。但し、特にやむを得ない事由により数え年によつて年齢を言い表わす場合においては、特にその旨を明示しなければならない。

   附 則 抄
○1  この法律は、昭和二十五年一月一日から施行する。
○2  政府は、国民一般がこの法律の趣旨を理解し、且つ、これを励行するよう特に積極的な指導を行わなければならない。

条文を読むとわが国ではかつて「数え年」が主流であったことがわかります。

満年齢を用いることで年齢が正確に把握できるので便利なんでしょうが、「数え年」も赤ちゃんがお母さんのお腹の中にいる時を0歳として数えたり、元旦を迎えると年神様が年を運んでくる、という日本的な考えが素敵だと思います。

いずれにしても年齢を知られたくないからといって意図的に年齢を偽ることは止した方がよいでしょう。年齢詐称は法律上、思わぬ不利益を蒙ることがありますからね。

ちなみに私は今現在、必ずしも年齢=人生経験ではない、ということが最近わかってきたので童顔をネタにして堂々と満年齢で答えるようにしています♪

 

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