こんな法律知っていましたか?(成年擬制編)

2015-01-07

もうすぐあちこちの自治体で成人式が行われますね。先日、Yahooニュースに成人式でプロポーズというおめでたい記事もあがっていました。

少なくとも私には成人式でプロポーズする勇気はありませんので、今の若者はすごいなあと感心する次第です。

ここでふと思ったのですが成人式に出席する若者全員が成人であるとは限りませんよね?また、成人式に出席したからと言って自動的に成人になるわけでもありません。

日本の法律では20歳をもって成年とする規定がありますが、その例外として婚姻をすると成人とみなされる規定があります。

民法第4条
年齢二十歳をもって、成年とする。

民法753条(婚姻による成年擬制)
未成年者が婚姻をしたときは、これによって成年に達したものとみなす。

というわけで未成年者であっても、結婚すれば法律上は成人とみなされます。

本来、未成年者は親御さんのように法定代理人の許可がなければ単独で契約を結んだり仕事についたりすることはできません。でも結婚することで成人とみなされ自分の判断で契約を結んだりすることができるようになるのです!

じゃあこれ幸いにとばかりコンビニへ行き20歳になるまで法律で禁止されている缶ビールや缶チューハイを購入しグビグビ飲むことは許されるのでしょうか?

残念ながら民法以外の法律で規制されている飲酒や喫煙あるいは選挙権といったものに関しては成人とみなされません。

なので新成人の皆さんは美味しいお酒を飲めるのを楽しみにしつつ、成人するまで待ちましょうね!

 

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